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FX「ドル/円、上下リスク拮抗」 外為トゥデイ 2021年10月21日号

マネ育チャンネル 

外為トゥデイ

目次

▼20日(水)の為替相場
(1):日本貿易収支 予想以上の赤字
(2):英CPI インフレ目標を上回る
(3):バイトマン独連銀総裁 年内辞任へ
(4):クオールズFRB理事 テーパリング開始を支持
(5):NY原油先物 7年ぶりの高値

▼20日(水)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:レンジ内で推移

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

20日(水)の為替相場

f:id:gaitamesk:20211021094205p:plain期間:20日(水)午前6時10分~21日(木)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):日本貿易収支 予想以上の赤字

日本9月貿易収支(通関ベース)は6228億円の赤字となり、赤字額は予想(5300億円)以上だった。部品不足による自動車輸出の減少と、資源価格高騰に伴うエネルギー輸入の増加で赤字が膨らんだ。

(2):英CPI インフレ目標を上回る

英9月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.3%、前年比+3.1%と予想(+0.4%、+3.2%)を小幅に下回った。英中銀(BOE)の早期利上げを見込んで強含んでいたポンドは、CPIを受けて反落した。ただ、CPIの前年比の伸び率は、英中銀(BOE)のインフレ目標を大きく上回っている。

(3):バイトマン独連銀総裁 年内辞任へ

欧州中銀(ECB)の政策メンバー内でタカ派として知られる独連銀のバイトマン総裁が年内で辞任する事が明らかになった。総裁は「10年超というのは連銀にとっても私個人にとっても新たなページをめくるのに適した期間だ」と説明した。

(4):クオールズFRB理事 テーパリング開始を支持

一時低下していた米長期金利が再び上昇すると、114.08円前後まで弱含んでいたドル/円も持ち直した。米20年債入札(240億ドル)で応札倍率が前回から低下するなど不調だった事が長期金利を押し上げた模様。なお、米連邦準備制度理事会(FRB)のクオールズ理事は「11月のテーパリング(量的緩和の段階的な縮小)開始決定を支持する」と表明。足元の高インフレについては「一過性との見方に賛同する」とした上で「過去数カ月、より広範囲にわたる物価が緩やかに上昇し始めている兆候があり、こうした動向を注視している」と述べた。

(5):NY原油先物 7年ぶりの高値

NY原油先物(WTI)が7年ぶりに1バレル=84ドル台へと上昇する中、円売りが優勢となりドル/円やクロス円が強含んだ。原油高は日本の貿易赤字拡大要因として意識されている。

20日(水)の株・債券・商品市場

f:id:gaitamesk:20211021100047p:plain

外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

f:id:gaitamesk:20211021092321p:plain

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

f:id:gaitamesk:20211021093819p:plain

ドル/円の見通し:レンジ内で推移

昨日のドル/円はほぼ4年ぶりの高値を付けるも伸び悩んだ。本邦実需のドル買い観測などから、2017年11月以来の高値となる114.70円付近まで上伸したが、その後はオセアニア通貨や欧州通貨に対するドル売りが波及する形で114.08円前後まで反落。ただ、NY市場終盤には米長期金利の上昇などを背景に114.30円台へと持ち直してほぼ横ばいで取引を終えた。日足は概ね寄引同値の十字線となっており、売り買いのバランスが拮抗状態にある事を示している。

本日も、今週の取引レンジ内(113.88円前後から114.70円前後)で推移する事になりそうだ。このレンジを抜けた方向に短期的なトレンドが発生すると見られるが、現時点では上下双方向のリスクも拮抗していると考えられる。

注目の経済指標

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注目のイベント

f:id:gaitamesk:20211021075634p:plain※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

●免責事項

マネ育チャンネル:外為どっとコム

執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

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