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今月のECB理事会はよりハト派なガイダンスで合意との見方も=NY為替

為替 

 NY時間に入ってドル買い戻しの動きが出ており、ユーロドルは戻り売りに押されている。一時1.1810ドル近辺まで値を落とす場面もみられた。日本時間の22時半からパウエルFRB議長の上院銀行委員会での議会証言が行われているが、前日の下院での証言と同様に「資産購入ペース縮小の開始にはまだ道のりがある」と述べていた。議長はまた、「インフレが一時的か持続的かを監視。暫定的なインフレ上昇に対応するのは理に適わない。今回のインフレは歴史的に固有のもの」ともコメントしている。議会証言開始後に米国債利回りは下げ幅を縮小していることから、為替市場でもドルの買い戻しに繋がっている模様。

 ユーロドルは1.18ドル台はサポートされているものの、依然として上値の重い展開が続いている。一部からは、ECBは行動を起こす前に多くのデータを待つ可能性があるとの見方も出ている。秋に重要な決定が下されると思われるが、より緩和的な方向に進行方向を傾けるのは明らかだという。

 また、戦略見直し後の初の今月の理事会では、よりハト派のフォワードガイダンスで合意し、慎重な移行の確約が予想され、決定は秋以降になるだろうとも指摘した。デルタ株の感染拡大の症例が増加し、経済指標も強弱が混在していることから、12月まで資産購入ペース縮小は見込まれないという。

 秋以降の理事会では通常の資産購入プログラム(APP)が拡大され、より柔軟性を持たせる一方で、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)はスケジュール通りに終了することが見込まれるとの見方も示した。

EUR/USD 1.1819 EUR/JPY 130.02 EUR/GBP 0.8526

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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