アジア株 総じて上昇、上海株と香港株は反発
東京時間17:41現在
香港ハンセン指数 26649.06(+407.23 +1.55%)
中国上海総合指数 4018.60(+21.04 +0.53%)
台湾加権指数 27869.51(+218.10 +0.79%)
韓国総合株価指数 4073.24(+119.48 +3.02%)
豪ASX200指数 8835.88(+66.23 +0.76%)
インドSENSEX30種 83597.69(+381.41 +0.46%)
10日のアジア株は総じて上昇。米政府機関の一部閉鎖が解除に向かうとの期待感からアジア株はおおむね買い優勢で推移した。米国株価指数先物の時間外取引ではナスダック先物が1%超の上昇となったことも、ハイテク関連株には支援材料となった。中国商務省がレアメタルの対米輸出禁止措置を1年間停止すると発表したことも、米中関係の緊張緩和につながり、センチメント(市場心理)の改善に寄与した。
上海総合指数は反発。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、保険大手の中国人寿保険、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、乳製品メーカーの内蒙古伊利実業集団が買われる一方で、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、自動車部品メーカーの寧波拓普集団が売られた。
香港ハンセン指数は大幅反発。ビール会社の華潤ビール(チャイナ・リソーシズ・ビール)、石油大手の中国海洋石油(CNOOC)、乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー)、電気自動車(EV)メーカーのBYD(比亜迪)、不動産開発会社の華潤置地(チャイナ・リソーシズランド)、宝飾品小売りの周大福珠宝集団(チョウ・タイ・フック・ジュエリー・グループ)が買われた。
豪ASX200指数は反発。相場情報サービス会社のアイレス・マーケット・テクノロジー、ソフトウエア会社のワイズテック・グローバル、鉱物探査会社のレジス・リソーシズ、ファンドマネジメントグループのマゼラン・ファイナンシャル・グループが買われる一方で、求人ウェブサイトのシーク、小売会社のウールワース・グループが売られた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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