ブラジルレアル、政治リスクを警戒=東京為替

ブラジルレアルは先週末、政治リスクを警戒する売りが出た。新型コロナの感染被害が深刻な同国で、ワクチン調達が不安定なものとなる中で、調達に際しての不正が報じられており、警戒感に。ボルソナロ大統領は、ワクチン購入契約を巡る不正関与の疑惑が報じられている同国保健省物流管理担当責任者ディアス氏を解任している。
先々週末に４．９０割れを付けたドルレアルは、先週初めの４．９２前後から５．０７前後までドル高レアル安が進行し、先週末は５．０５台で引けている。週初の南米市場での動きが注目されている。