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振幅、ドル売り先行後は、ドル買い優勢に転じる=ロンドン為替概況

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振幅、ドル売り先行後は、ドル買い優勢に転じる=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル相場が振幅。ドル売りが先行したあとは、すぐに方向転換。ドル買いの動きが優勢になっている。ドル円は一時110円割れ水準まで下押しされたが、すぐに110円台を回復。高値を110.17レベルに伸ばした。ユーロドルは上に往って来い。1.2120付近から一時1.2150手前まで上伸したが、その後は1.2110台まで押し戻された。ポンドドルは買い先行で、高値を1.4130付近に伸ばしたが、上値は重く反落。1.41台割れから1.4070付近まで安値を広げている。クロス円も同様の動き。ユーロ円は133円台での上下動。ポンド円は155円台半ばまで買われたあと一時155円台割れに。ポンドは対ユーロでの売りも優勢で、上値重く推移している。EUと米国がボーイングとエアバスめぐる貿易紛争解決で合意、英政府は豪州とFTA(自由貿易協定)で合意など通商問題での進展が報じられているが、市場はさほどリスク選好には傾斜しなかった。英雇用統計の改善への反応も一時的。きょうの一連の米経済統計やあすの米FOMCを控えて一方向には進みにくい展開だった。

 ドル円は110円台前半での取引。ロンドン序盤には売りの押されて、一時109.99レベルまで軟化した。その後は買いが優勢となり、110.17レベルに本日高値を更新。米10年債利回りは1.49%台へと小幅上昇。ドル円は前日からの高値水準を維持しての振幅だった。

 ユーロドルは1.21台前半での取引。序盤は買いが優勢で、高値を1.2147レベルまで伸ばした。しかし、上値も重く、再び1.2110台まで押し戻されている。ユーロ円は133.68レベルまで買われたあとは、133.30台へと反落。いずれも上に往って来いとなった。EUと米国がボーイングとエアバスめぐる貿易紛争解決で合意といった前向きの報道があったが、ユーロ買いは続かなかった。

 ポンドドルは1.40台後半での取引。序盤に1.4129レベルまで買われた後は売りに押されている。1.41台割れから安値を1.4072レベルまで広げた。このところの下値サポート水準で踏みとどまった格好。ポンド円は155.49レベルまで買われたあとは、一時155円台割れまで下落。ユーロポンドは0.8580台から0.8610台へと上昇、ポンド売りが優勢だった。英国と豪州が自由貿易協定を締結したが、ポンド買いの動きは一時的だった。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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