ドル円が109円台後半へ上昇、米債利回り上昇や欧州株底堅く=ロンドン為替概況

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ドル円が109円台後半へ上昇、米債利回り上昇や欧州株底堅く=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル買いが優勢。特にドル円の堅調な動きが主導している。東京市場での109.20-40レベルの揉み合いを上放れると、ほどんど調整らしい動きをみせずに高値を109.75レベルに更新した。米10年債利回りが1.62%近辺から1.67%近辺へと上昇する動きに素直に反応している。その他主要通貨でもロンドン序盤はドル買いが先行し、ユーロドルは1.1880台へ、ポンドドルは1.3670近辺へ、豪ドル/ドルは0.76台割れ水準へと一時下落。しかし、欧州株や米株先物の底堅さを背景に、クロス円の反発など次第に円売り圧力が広がると、ポンドドルは1.37台を回復、豪ドル/ドルは0.7630近辺へと反発した。そのなかではユーロドルは1.1880付近にとどまり、上値が重い。ECB高官らは時期尚早な出口戦略開始を戒める発言を繰り返した。また、EU復興基金の遅れに懸念を表明。米国や英国と比較するとより緩和姿勢の継続が強調されていたようだ。

 ドル円は109円台後半での取引。東京市場での109.20-40レベルの揉み合いを上放れると、ほどんど調整らしい動きをみせずに高値を109.75レベルに更新した。米10年債利回りが1.62%近辺から1.67%近辺へと上昇する動きに素直に反応した。序盤に軟調だったクロス円が反発していることも支援材料だった。欧州株や米株先物は売りに押される場面もあったが、おおむね底堅く推移している。
 
 ユーロドルは1.18台後半での取引。東京市場から引き続き上値重く推移している。ロンドン市場では1.19台割れから1.1882レベルまで下押しされた。ポンドや豪ドルなどと比較すると反発力は鈍く上値が重い。ユーロ円は130円台を維持しており、130.51レベルまで買われた。ただ、対ポンドで次第に上値が抑えられてきており、伸びを欠く動きとなっている。デギンドスECB副総裁、ビスコ伊中銀総裁、ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁などからはECBの時期尚早な出口戦略の動きを戒める発言が相次いだ。また、EU復興基金の遅れに警戒感がしめされている。米国や英国と比較するとより緩和姿勢の継続が強調されていたようだ。

 ポンドドルは1.37台前半での取引。序盤はドル買い圧力が広がるなかで1.3671レベルまで下落した。その後はクロス円の買い戻しとともに1.37台前半へと持ち直している。ポンド円は売りが先行し、149.60近辺まで下落したが、その後は買い戻しが強まり150.55近辺に高値を伸ばしている。ユーロポンドは上に往って来い。0.87台目前まで買われたが、大台に乗せきれず反落。0.8660近辺に安値を広げる動き。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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執筆者 : MINKABU PRESS

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