ユーロ、米国とイランが合意できたとしても恩恵を受けるとは限らない=NY為替
きょうのユーロドルは1.13ドル台後半での上下動に終始している。このあとのFOMCの結果待ちの中、その反応を待ちたい雰囲気が強い。一方、本日のユーロ円はユーロドルの動きに追随しており、一旦186.65円付近まで上昇後に186円台半ばでの推移となっている。ユーロ円はドル円ほどではないものの、上向きの流れを維持しており、年初来高値の188円付近を目指す展開が続いている。
アナリストは、ユーロ圏では原油価格とインフレ期待の相関が米国よりも強いことから、例え米国とイランが恒久的な和平で合意したとしても、ユーロが恩恵を受けるとは限らないとの見方を示している。FRBの利上げ観測は最近、原油価格との連動性が薄れている一方、ECBの金融政策の見通しは依然としてインフレリスクに左右されていると指摘。今月初めに原油価格が再び上昇した局面では、ユーロ圏の1年先インフレ期待は上昇していたものの、米国のインフレ期待は低下していたという。
また、市場が織り込むFRBの利上げ観測は強気過ぎるとの見方を示した上で、「原油価格が下落した場合でも、その見方が修正されるかどうかは不透明。そのため、こうした状況が変わらない限り、ユーロドルは上昇しにくい」と述べている。
EUR/USD 1.1384 EUR/JPY 186.52 EUR/GBP 0.8566
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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