アジア株は大幅上昇、ナスダック反発を受けハイテク関連に買い 米株先物の上げも買いを後押し
アジア株は大幅上昇、ナスダック反発を受けハイテク関連に買い 米株先物の上げも買いを後押し
東京時間11:04現在
香港ハンセン指数 29363.55(+383.34 +1.32%)
中国上海総合指数 3521.42(+12.34 +0.35%)
台湾加権指数 15953.80(休場)
韓国総合株価指数 3012.95(休場)
豪ASX200指数 6770.90(+97.63 +1.46%)
アジア株は大幅上昇、値ごろ感による買い戻しが優勢。前週末の米株式市場でナスダックが反発したことが好感されており、アジア株式市場でもハイテクや通信サービス関連が総じて上昇している。米長期金利の上昇が一服しているほか、米経済対策進展への期待感が高まっており、米株価指数が時間外で大幅高となっていることも買いを後押ししている。11時時点でダウ先物は240ドル高、ナスダック先物は1.0%上昇している。
先週末、米下院は1兆9000億ドル規模の経済対策案を可決した。同法案の上院通過は難しいとの見方が強いものの、バイデン米大統領が「今は行動の時だ、無駄にする時間はない」と述べたことを受け、米経済対策案を巡る進展への期待感が高まっている。
上海株はやや上値の重い展開。本日発表された中国2月の財新製造業PMIは50.9と市場予想を下回り、昨年5月以来の低水準となった。きのう発表された製造業PMIも同じく昨年5月以来の低水準を記録した。ただ、中国統計局によると今回は新型コロナの影響で春節連休が1月下旬から2月中旬にずれ込んだことが影響したため、低下したとしている。
執筆者 : MINKABU PRESS
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