アジア株 米中対立激化も影響は限定的 中国が南シナ海にミサイルを発射、米国は対応の用意
アジア株 米中対立激化も影響は限定的 中国が南シナ海にミサイルを発射、米国は対応の用意
東京時間11:06現在
香港ハンセン指数 25272.35(-219.44 -0.86%)
中国上海総合指数 3323.16(-6.58 -0.20%)
台湾加権指数 12854.44(+21.15 +0.17%)
韓国総合株価指数 2355.06(-14.26 -0.60%)
豪ASX200指数 6158.80(+42.44 +0.69%)
NZSX浮動株50トータルリターン 12053.43(+21.92 +0.18%)※取引停止
アジア株は高安まちまち。
上海株は続落、米中対立激化が懸念されている。26日、中国が南シナ海に向けてミサイルを4発を発射した。その一方で、トランプ米政権は、南シナ海での軍事拠点建設に関わったとして中国企業24社をエンティティリストに追加した。その後、中国によるミサイル発射を受け、米国は南シナ海水域での脅威に対応する用意があると表明した。米中関係は悪化しているものの、市場への影響は限定的。本日のジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長講演を控え様子見となっているもよう。きょう発表された中国7月の工業企業利益は前年比で+19.6%と、2018年6月以来の伸び率を記録した。指標発表を受け株価は一時プラスに転じた。
韓国株は0.60%安。感染者増加を受け下げ幅を拡大している。韓国で27日、新型コロナ新規感染者441人が確認された。1日としては3月7日以降で最多となる。3月以降、200-300人台で推移していたが、400人を超えたことはなかった。ソウル首都圏で感染者が増加しており、同国での「第2波」が懸念される。
NZ株式市場は今週、火曜日・水曜日、そして今日も再びサイバー攻撃を受け、3日連続で取引が停止に。

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。