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米FOMC控えてドル買い方向にやや調整、ドル円は108円台前半で様子見=ロンドン為替概況

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米FOMC控えてドル買い方向にやや調整、ドル円は108円台前半で様子見=ロンドン為替概況

 18日のロンドン市場は、米FOMCを控えてややドル買い方向に調整されている。ユーロドルは1.1060-70レベルから1.1037レベルまで反落。ポンドドルは1.25近辺が重く、1.2439レベルまで反落した。前日のNY市場ではドル売りの動きが優勢だったが、きょうは調整の動き。欧州株が序盤の下げを消して、プラスに転じているが、値動きは限定的。米10年債利回りは1.81%近辺から1.76%近辺まで低下した。ドル円は108.20近辺と東京午後から同水準に膠着している。ポンドにとっては、8月の英消費者物価指数が前年比+1.7%と前回の+2.1%から大きく鈍化したことも売り圧力となった。ユーロ圏の消費者物価指数では前月比の伸びが+0.1%にとどまり、事前予想+0.2%を下回った。前年比+1.0%およびコア前年比+0.9%は速報値と同水準だった。この日はEU側からブレグジットに関する発言があった。週明けのジョンソン英首相との会談を受けて、ユンケルEU委員長は、合意な離脱のリスクは「明白」「引き続き現実味ある」と述べた。バルニエEU首席交渉官は、合意なき離脱のダメージを過小評価してはならない、と警鐘を鳴らした。デギンドスECB副総裁は、財政政策と金融政策の併用が必要と指摘。デコス・スペイン中銀総裁は、サービスPMIの低下は世界経済の下方リスクの高まり示す、ECBの一連の刺激策はインフレと成長を押し上げるだろう、などとした。

 ドル円は108円台前半での取引。108.20近辺と東京午後から同水準に膠着している。米10年債利回りは1.81%近辺から1.76%近辺まで低下したが反応薄。米FOMC待ちのムードが広がっている。

 ユーロドルは1.10台半ばでの取引。1.1060-70レベルから1.1037レベルまで反落。前日のNY市場ではドル売りの動きが優勢だったが、きょうは調整の動き。ユーロ円はユーロドルとともに軟化し、119.70台から119.40近辺まで反落した。ユーロポンドはやや買い優勢となっているが、0.8860-0.8880レベルの値動きにとどまっている。デギンドスECB副総裁は、財政政策と金融政策の併用が必要と指摘。デコス・スペイン中銀総裁は、サービスPMIの低下は世界経済の下方リスクの高まり示す、ECBの一連の刺激策はインフレと成長を押し上げるだろう、などとした。ユーロ圏の消費者物価指数では前月比の伸びが+0.1%にとどまり、事前予想+0.2%を下回った。前年比+1.0%およびコア前年比+0.9%は速報値と同水準だった。

 ポンドドルは1.24台半ばでの取引。1.25近辺が重く、1.2439レベルまで反落した。前日NY市場での上昇が調整される動きとなっている。ポンド円は135円台を割り込み、134.60近辺まで軟化している。8月の英消費者物価指数が前年比+1.7%と前回の+2.1%から大きく鈍化したことも売り圧力となった。ユーロ圏の消費者物価指数では前月比の伸びが+0.1%にとどまり、事前予想+0.2%を下回った。前年比+1.0%およびコア前年比+0.9%は速報値と同水準だった。この日はEU側からブレグジットに関する発言があった。週明けのジョンソン英首相との会談を受けて、ユンケルEU委員長は、合意な離脱のリスクは「明白」「引き続き現実味ある」と述べた。バルニエEU首席交渉官は、合意なき離脱のダメージを過小評価してはならない、と警鐘を鳴らした。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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