ドル円は8月1日以来の高値を更新、円買いの巻き戻しが続く=東京為替前場概況
11日午前の東京外為市場で、ドル円は107円後半まで上昇し8月1日以来の円安・ドル高水準を塗り替えた。
中国が米国産農産物の購入を拡大する見通しであるとの報道から、米中通商協議の進展が期待されている。英国の欧州連合(EU)からの合意なき離脱懸念も後退しており、リスク回避の円買いは引き続き後退。明日、欧州中央銀行(ECB)が金融緩和で合意する見通しであることは世界経済の縮小懸念を和らげているが、資産購入の再開については不透明。
ユーロ円は119円ちょうど付近、ポンド円は133円ちょうど付近、豪ドル円は73円後半で推移。円買いの巻き戻しから、先月以降は戻りが続いている。
minkabu PRESS編集部

執筆者 : MINKABU PRESS
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