ドル円はリバウンド相場を堅持 ユーロはECB待ち=NY為替概況

今日の為替 

 きょうのNY為替市場、米株が利益確定売りに押される場面があったことから、序盤のドル円はは戻り売りに押される展開が見られた。

 中国の物価統計が世界経済への懸念を強めていた模様。この日は中国の消費者物価指数(CPI)と生産者物価(PPI)が発表されていた。特にPPIは予想範囲内ではあったものの、2ヵ月連続で前年比マイナスに低下しており、景気後退への懸念に繋がっている。関税など米国が中国への圧力を強める中、中国企業が対応を迫られている様子がうかがえる。

 ドル円は一時107.20円近辺まで値を落とす場面が見られたものの107円台はしっかりと維持し、香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙が「中国は米国と貿易協議で米農産品の購入拡大で合意の見込み」だと伝えたことをきっかけに米株が下げ渋るとドル円も107円台半ばまで戻している。

 米株は利益確定売りの動きが出ていたものの、米国債利回りの上昇が続き、ドル円もリバウンド相場を堅持している。108円台前半の100日線が来ているが、その水準を視野に入れた動きは続いているようだ。

 ユーロドルは1.10ドル台半ばでの推移。本日の21日線は1.1070ドル付近に来ているが、その水準に上値を拒まれている状況が続いている。基本的には方向感はなく、1.10ドル台半ば付近での上下動に終始している状況。今週のECB理事会待ちといった雰囲気が強い。利下げなど追加緩和が期待されている。市場では中銀預金金利の0.2%引き下げが有力視されているようだ。ただ、市場はかなり追加緩和への期待を既に高めており、ユーロも織り込んでいる。

 注目は債券購入再開であろう。月間500億ユーロ規模の債券購入再開も期待されているようだが、なかには300億ユーロ規模との見方も出ており見方はまちまちといった状況。更にECB理事の中では債券購入再開を疑問視する声も出ており、打ち出して来るかどうかでも見方が分かれている。もし、債券購入再開を見送ればユーロドルは1.1250ドル近辺までの上昇を予想する向きもいる半面、打ち出したとしても月間300億ユーロであれば、ユーロは買いの反応との見方もあるようだ。いずれにしろ、結果待ちの雰囲気となっている。

 ポンドはこのところの上げは一服していたものの、戻り売りが強まる気配もなく、ポンドドルは1.23ドル台半ばでの推移を続けている。英議会は休会に入ったが、合意なき離脱への警戒感が大きく後退しておりポンドを支えている。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

出所: minkabuPRESS

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