【本日の見通し】ここにきての米景況感悪化が重い
米中通商問題への懸念が継続する中
ここにきての米製造業の景況感悪化は厳しい数字
内訳をみても生産、新規受注、雇用といった重要項目が軒並みの大幅な低下で
節目の50を割り込む格好に。
さらに前回も50割れを示していた輸出に関しては
43.3と相当低い水準まで落ち込んでいる。
米経済における製造業の占める割合は決して大きなものではないが
製造業は周辺産業への波及効果が大きく
サービス業の景況感にも影響を与えることを考えると、
今後のドルは相当重くなりそう。
英国はEU離脱延長を求める動議の採決を行うことが賛成多数で可決した。
その前に保守党が過半数を失っており
保守党内からも造反者が出た。
ジョンソン首相は総選挙を求める動議を提案へ。
野党労働党などは元々総選挙を主張していたこともあり
14日をめどに総選挙に。
結果はかなり微妙な情勢だけに、注目が集まるところに。
ポンドは当面神経質な情勢に。
minkabuPRESS編集部山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
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