スナップが大幅高 １日のアクティブユーザー数が横ばいに留まる＝米国株個別

　スナップが大幅高。１０－１２月期決算を発表しており、１日のアクティブユーザー数（ＤＡＵ）が前期比で変わらずだったことが好感されている。減少が続くと見込まれていただけに、ポジティブ・サプライズとなった模様。同社は１－３月のＤＡＵについても継続的な減少は予想していないと述べた。

　スピーゲルＣＥＯは、昨年のユーザー・エンゲージメントは安定して終え、アンドロイド向けアプリの新バージョンの公開も開始した。通期ベースで年間４３％の増収の一方で、過去５四半期のコスト構造は比較的横ばいを堅持しており、我々は収益性達成に大きく接近していると述べた。

　今回の決算を受けてアナリストからの投資判断引き上げも伝わっている。

（１０－１２月・第４四半期）
・1株損益（調整後）：0.04ドル赤字（予想:0.08ドル赤字）
・売上高：3.9億ドル（予想:3.77億ドル）
・１日アクティブユーザー数（ＤＡＵ）：1.86億ドル（予想：1.84億ドル）

（１－３月・第１四半期見通し）
・売上高：2.85～3.10億ドル（予想:3.06億ドル）
・1株EBITDA（調整後）：1.65～1.4億ドル赤字（予想：1.66億ドル赤字）

（NY時間09:43）
スナップ　8.81（+1.77　+25.14%）

minkabu PRESS編集部　野沢卓美