ドル円は一時156円台を回復、約4カ月ぶりの高値を更新=東京為替概況
ドル円は一時156円台を回復、約4カ月ぶりの高値を更新=東京為替概況
東京終盤のドル円は一時156.14付近まで上昇し、7月23日以来およそ4カ月ぶりの高値を更新した。米国では、共和党が大統領と上下両院を支配する「トリプルレッド」が確実となった。これを受けて、トランプ次期米大統領の掲げる減税や関税引き上げなどの政策が実現しやすくなるとの見方が広がり、インフレ再燃の思惑からドル全面高となった。米10年債利回りは、7月以来の高水準となる4.48%台まで一時上昇した。
ドル円以外のドルストレートもドル高に振れ、ユーロドルは昨年11月以来1年ぶりの安値水準となる1.0535付近まで、ポンドドルは8月以来3か月ぶりの安値水準となる1.2673まで下落した。
クロス円はやや円売り優勢。ユーロ円は164.67付近まで、ポンド円は198円台目前まで上昇したあと、高止まりとなっている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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