シーゲイトは小幅高 弱い決算も反応限定的=米国株個別
HDD製造のシーゲイト・テクノロジーは小幅高。10-12月期の決算を発表しており、1株利益が予想を上回ったほか、売上高は予想範囲内となった。しかし、市場は1-3月期の見通しやクラウド関連のHDD需要が減速していることに警戒感を示している。10-12月のクラウド関連のHDDの売上高は9%下落しており、1-3月期も続く可能性を示唆している。
アナリストからも目標株価の引き下げなどが伝わっており、同社の売上高の90%を占めるHDDの販売の落ち込みは今年下期まで続く可能性を指摘していた。
しかし、株価は売りが先行して始まったものの、前日付近まで戻している。
(10-12月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.41ドル(予想:1.28ドル)
・売上高:27.2億ドル(予想:27.1億ドル)
(1-3月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.70ドル±5%(予想:1.05ドル)
・売上高:23億ドル±5%(予想:24.9億ドル)
(NY時間10:29)
シーゲイト 45.73(+0.17 +0.37%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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