ドル円は前日のドル高水準を維持、中東情勢のさらなる悪化を警戒=東京為替概況
ドル円は前日のドル高水準を維持、中東情勢のさらなる悪化を警戒=東京為替概況
24日の東京外国為替市場で、ドル円は前日のドル高水準を維持しつつ163円後半で推移した。ドル円の値動きは乏しかったが、イエメンのフーシ派も含めつつ週末をまたいで米国とイランの軍事衝突が拡大し、ドル高に振れる可能性が意識されている。世界で最もイランを敵視するイスラエルは今のところ参戦を控えている。原油高で年内の米利上げ観測が強まっていることもドル円の支援要因。
一方、ホルムズ海峡に加えて、フーシ派がサウジアラビアの海洋封鎖を開始し、紅海やバブ・エル・マンデブ海峡を通過するタンカーが制限されていることは円安要因。日本は中東産原油への依存度が高いうえ、米国寄りであることは明らかで、日本向けのタンカーは攻撃対象となる可能性が高い。原油高で財政赤字や貿易収支が悪化することも円安要因。片山財務相が「必要に応じていつでも適切に対応、断固たる措置を果断に行う」と述べたことへの反応は乏しかった。
ユーロ円は186.54円付近、ポンド円は218.33円付近、豪ドル円は114.35円付近まで水準をやや切り上げたが、クロス円の方向感は目立たず。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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