ユーロドルにとって目先の問題は=NY為替
きょうの為替市場、中東情勢が再び緊迫化し、原油相場が急上昇する中、ドル高の動きが優勢となっている。ただ、ユーロドルは比較的落ち着いた値動きをしており、1.14ドル付近での推移が続いている。一方、円安の流れは続いており、ユーロ円は185円台半ばに上昇。ただ、狭い範囲でのレンジ取引が続いている。
ユーロは比較的落ち着いているように見えるが、オプション市場ではより慎重なストーリーを示し始めている。トレーダーは再びユーロ安が進むリスクへのヘッジを積み増しており、リスクリバーサルは、ユーロに対するセンチメントが1週間超ぶりに最も弱気となっていることを示唆している。
ユーロドルにとって目先の問題は、まずは原油相場で、中東情勢の再緊迫化により原油価格が急上昇しているが、ユーロ圏にとっては交易条件悪化リスクが再び意識される。また、2つ目の試練としては米経済指標が挙げられる。先週、ウォーシュFRB議長がECBのフォーラムでより中立的なトーンを示したほか、弱めの米雇用統計もあり、FRBの利上げ期待が後退している。それを受けてユーロドルは一時1.1475ドルまで回復していたが、来週は米消費者物価指数(CPI)の発表があり、この議論を再び動かす可能性がある。
EUR/USD 1.1414 EUR/JPY 185.52 EUR/GBP 0.8528
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。





