【本日の見通し】イラン情勢をにらみながらの展開
【本日の見通し】イラン情勢をにらみながらの展開
昨日の市場でドル円は一時159円台まで上昇も、その後ドル売りが出る展開が見られた。月曜日の海外市場でトランプ発言を受けたドル安が進み、一時158円台前半までドル売り円買いとなったが、イラン紛争への警戒感が継続する中でじりじりと反発。NY市場に入って159.19円まで上値を伸ばした。しかし、米国側のイラン紛争終結に向けた姿勢が報じられたこともあって、NY市場午後に入ってドル売り円買いとなり、158円台半ば割れまで急落。少し戻してもみ合いとなっている。
この後もイラン紛争をにらみつつの展開が見込まれる。イラン側からの報道も強硬姿勢と終結に向けた姿勢がともに見られ、状況は不安定。米国側からイランに示した終結に向けた条件をそのまま受け入れる可能性は低いとみられるが、協議に向けた前向きな動きが進めば、リスク警戒の動きは後退すると期待される。
ただ、紛争激化への警戒感が残る中で、リスク警戒後退によるドル安は限定的なものとなりそう。下がると買いが出る展開が見込まれる。ドル円は158円台前半での買いが意識される展開となりそうだ。
ユーロドルは1.1550ドルを試す動きから、NY午後のドル安を受けて1.16台を回復してきた。1.1700ドルを試すところまでの買いには慎重とみられ、戻りでは売りが出る展開が見込まれる。
ポンドドルもユーロドル同様にドル安を受けてややしっかりの動き。この上1.3500ドル手前の売りが意識される。本日の英物価統計次第では、買いが強まる可能性に注意したい。
クロス円はドル主導で不安定な動きが見込まれる。ユーロ円はユーロドルの1.16台回復や、リスク警戒後退の円売りにしっかりの展開となっているが、185円を試すだけの勢いが出るかは微妙なところ。ポンド円は212円台後半でしっかりした動き。213円台で売りが見込まれるが、対ドル同様に16時の英物価統計次第では、上昇が強まる可能性がある。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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