前日のドルの戻り売りは一服 ドル円は158円台後半に上昇=NY為替序盤
きょうの為替市場、前日のドルの戻り売りは一服し、ドル円は158円台後半に上昇している。前日のトランプ大統領の投稿で市場の雰囲気は急変。大統領は、イランのエネルギーインフラへの軍事攻撃を5日間延期すると投稿。従来は48時間以内の攻撃を示唆していた。
ただ、イランは表向き協議を否定しており、事態は流動的との見方に変化はなく、見通しが明確になるまでは緊張した状況は続くとの見方が多い。トランプ大統領の発言後も、イランからイスラエルへの攻撃が続いているほか、米国と同盟関係にあるサウジとUAEが紛争に加わる方向に傾きつつあるとの報道も流れている。サウジの皇太子がトランプ大統領にイラン攻撃の継続を働き掛けているとも伝わっていた。原油相場も反発しており、市場の警戒感は依然として根強い。
ストラテジストは、投資家が依然として安心できる状況ではないと指摘している。「原油価格が最終的にどこに落ち着くのか、それが経済のファンダメンタルズにどう影響するのかについては、まだ多くの不確実性が残っている。リスクは依然として存在し、無視できない水準にある」と述べている。
一服感は出ているものの、為替市場は依然としてドル高を意識した流れが継続している。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は158円に観測。
24日(火)
158.00(19.6億ドル)
25日(水)
158.00(29.5億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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