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【本日の見通し】かなり不安定な動きが見込まれる、ドル高一服がどこまで続くか

為替 

【本日の見通し】かなり不安定な動きが見込まれる、ドル高一服がどこまで続くか

 昨日の海外市場はトランプ発言で雰囲気が一変する展開を見せた。イラン情勢への警戒感から、週明けの市場は有事のドル買いが優勢。ユーロや豪ドルが対ドルで大きく下げる中、ドル円は節目の160.00円手前の売りもあって、動きは慎重ながらもドル買いに押されてじりじりと上昇。159.60円台を付ける展開となった。

 週末にトランプ大統領がイランに対して48時間以内のホルムズ海峡完全開放を要求。受け入れられなければイランの発電設備やエネルギーインフラへの攻撃を行うとの姿勢を示したことで、イラン紛争激化への警戒感が広がった。世界的に株が大幅安、原油高、金や銀など貴金属市場の急落、債券安(利回り上昇)などが一気に進む展開が見られた。

 しかし、トランプ大統領がイランと建設的な協議ができたとして、攻撃を5日間延期するように国防総省に指示したと自身のSNSで投稿し、雰囲気が一変。ドルが急落する展開となった。

 ドル円は158円台前半まで急落。その後少し調整が入って159円台を回復する場面もあったが、戻りでは売りが出る展開となってドル売り円買いが強まり、158.00円台まで押し戻された。ユーロドルはトランプ発言を前に1.1500ドルを割り込んで1.1480ドル台を付ける展開となっていたが、1.16ドル台まで急騰。その後いったん調整も、ドル円同様にドル売りの勢いが見られ、1.1640ドルを付けている。

 今日この後はかなり不安定な動きが見込まれる。週明けの市場はドル円はともかく、株、商品市場などにパニック的な反応が見られた(金が8%、銀が10%下げるなどの動きが一時見られた)。こうしたパニック相場につながったリスク警戒感一服の影響から、いったんはドル売りが優勢な展開となりそう。ただ、先行き不透明感からの有事のドル買いの意識も継続。ニュースなどの状況次第では再びのドル高があり得るだけに、荒っぽい上下を交えつつの展開が見込まれる。

 ドル円は158円台後半での売りを意識。159円台で買いに回ってしまった分のポジション調整売りなどが戻りでは入ってくるとみている。158.00円を割り込むと、ストップロスを巻き込んでもう一段下げる展開がありそう。

 ユーロドルは1.1600ドル前後がどこまでしっかりとなるか。ECBによる年内複数回利上げの期待が広がってきている中、利上げ期待のユーロ高よりもドル高の勢いが強く、下げるという展開が続いていたが、ドル高一服となったことで、元々のユーロ買いの流れが出てくる可能性がありそう。

 ポンドドルもドル安を受けて1.3250ドル台を付けていた動きから1.3480ドル近くまで急騰。ECB同様に英中銀も引き締め姿勢を強める中で、それ以上にドル高の勢いが強くて下げていた流れがあるだけに、反発も大きい。この後も1.3400ドル前後がしっかりとなりそう。

 ユーロ円、ポンド円などクロス円は不安定な動きが見込まれる。ドル主導の展開の中、ユーロドルとドル円の反応の時間差などが変動につながる展開となっており、無理は禁物か。ユーロ円は183円台半ばあたりでは少し買いが出そうな展開。ポンド円は昨日付けていた211円台がやや遠い印象で、212.00円手前ではポンド買いが出そう。

MINKABUPRESS 山岡

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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