ECB、2022年の二の舞は避けたい意向とも=NY為替
きょうの為替市場はドルの戻り売りが優勢となっており、ユーロドルは1.15ドル台を回復。一時1.1540ドル近辺まで上昇した。一方、ユーロ円はドル円に追随する形で売りが優勢となっている。
本日はECB理事会が開催され、予想通りに政策金利を据え置いた。ただ、中東紛争がインフレに重大な影響を及ぼすと警告しており、市場では年内の利上げ期待を高めている。短期金融市場では、年末までに2回は確実、3回の利上げの確率を60%程度まで高めている。
ラガルド総裁の会見でも、目先のインフレ上昇の可能性に言及し、利上げの可能性に含みを残す発言を行っていた。また、会見の中で総裁は、2022年のことに何度か触れていた。ECBは2022年にインフレ上昇の中で行動が遅過ぎたとの批判を受けており、二の舞は避けたい意向との見方も出ている。ただ、同時に景気との兼ね合いも指摘されており、ECBは難しい判断を迫られそうだ。
EUR/USD 1.1505 EUR/JPY 182.35 EUR/GBP 0.8618
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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