原油高、スタグフレーション、円弱気に傾斜=NY為替
為替介入リスクが意識されているにもかかわらず、本日もドル円は159.75円付近まで一時上昇していた。原油相場の反落でドル円も急速に戻り売りに押されているものの、159円を下回ると押し目買いも活発に入るようだ。
直近のドル円の上昇は、中東情勢の混迷からの原油高によるドル全体の強さを反映しているが、日本特有の要因もあるという。それは日本経済がスタグフレーションに向かう可能性への意識が市場で高まり、その場合、高市政権がより拡張的な財政政策を取らざるを得なくなるというもの。それが円にとって新たな逆風となっているという。
オプション市場では、以前ほど為替介入のシナリオを強くは織り込んでおらず、1月にレ-トチェックが実施された158.45円付近をすでに突破しても、円弱気ポジションの方向に傾いているという。
今回のドル円の上昇を比較的秩序だった動きと見られており、為替介入リスクが消えたわけではないが、足元は円高ヘッジに高プレミアムを支払う姿勢は弱まっているという。
ただし、中東情勢が落ち着けば、シナリオは一変するとも述べている。
USD/JPY 159.13 EUR/JPY 182.82
GBP/JPY 211.60 AUD/JPY 112.37
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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