ドル円、クロス円は往って来い=東京為替前場概況
ドル円、クロス円は往って来い=東京為替前場概況
29日の東京市場でドル円は往って来い。朝の日銀金融政策決定会合主な意見(12月会合分)で、「今後も緩和度合い調整必要」などの表現があり、追加利上げの期待が強まったことを受けて、ドル安円高となり、ドル円は朝の156円50銭台から156円06銭まで売りが出た。ユーロ円が184円30銭台から183円81銭を付けるなど、円は全面高となった。先週金曜日の東京消費者物価指数を受けて、当面の追加利上げはないとの見方が広がっていたこともあって、市場の反応が大きくなった。
安値を付けた後は反発が見られ、ドル円は156円50銭台を一時回復。ユーロ円は朝の水準を超えて184円44銭まで上値を伸ばした。早期の追加利上げに懐疑的な見方が強く、安値から反発を見せている。
ポンド円など他のクロス円も同様の動き。ポンド円は211円20銭前後での推移から、日銀の主な意見を受けて210円72銭を付けたが、その後211円30銭台まで反発している。
ユーロドルは1.17台後半推移、ポンドドルは1.3500をはさんでの推移。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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