米GDP、投資家は答えよりも多くの疑問を抱えたまま新年を迎える=NY為替
ドルは主要通貨に対して11週間ぶりの安値付近で推移している中、介入への警戒感から、円は買い戻しが続いている。これも円を通じて本日のドルを圧迫している模様。片山財務相は今週、過度な為替変動に対して政府が行動を取る用意があるとインタビューで述べていた。
一方、前日発表の米GDPは、米経済が第3四半期に予想を上回る成長を遂げたことを示し、ドルに一時的な支援材料を提供した。しかし、その効果は短命に終わっている。
アナリストからは、「今回のGDPは物事がどこにあったかを示すことしかできず、どこに向かっているかを示すものではない。つまり、投資家は答えよりも多くの疑問を抱えたまま新年を迎えることになる」と述べている。
USD/JPY 155.83 EUR/USD 1.1779 GBP/USD 1.3505
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。