ECB、利下げの可能性は排除できないとの見方も=NY為替
ユーロドルは一時1.18ドル台に上昇したものの、その後は伸び悩む展開。一方、ユーロ円は182円台半ばに上昇したものの、181円台に伸び悩む展開。ドル安が優勢となる中、ユーロはリバウンド相場を継続している。
今週はECB理事会が開催されているが、据え置かれる見通し。ECBの次の行動は利上げとの指摘も出ているものの一部からは、利下げの可能性は排除できないとの見方も出ている。最近一部のECB理事がよりタカ派な姿勢を示し、次の動きは再び利上げになる可能性を示唆している。しかし、内需が引き続き弱く、インフレが目標を下回る場合、来年に追加利下げの可能性があるという。
しかし、現時点でインフレは抑制され、賃金上昇も緩やかになっており、ECBは現行水準を維持することに満足しているとも述べている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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