やや円買い、FOMC通過で市場の関心は日銀に移る ドル円156.60円台
やや円買い、FOMC通過で市場の関心は日銀に移る ドル円156.60円台
東京市場はやや円買い、ドル円は一時155.60円台を割り込んだ。豪雇用者数が予想に反して減少したことを受け豪ドル円は一時103.60円台まで下落した。
FOMCが無事通過したことで市場の関心は来週の日銀会合に移っている。ただ、利上げはすでに織り込み済み。植田日銀総裁がさらなる利上げに前向きな姿勢を示すかに注目だ。元日銀理事の早川氏は12月会合後も半年に1回のペースで利上げを実施、2027年後半までさらに3回の追加利上げを予想している。
メキシコが中国含む複数のアジア諸国からの製品に対し最大50%の関税を課す法案を可決した。中国から報復関税や輸出規制の可能性があり、メキシコペソは対ドル、対円で下落している。ただ下値は限定的、トランプ米大統領が対メキシコ関税措置を緩和する可能性がある。
執筆者 : MINKABU PRESS
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