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円売り優勢、ドル円157円に迫る場面も 株安の流れ一服で=ロンドン為替概況

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円売り優勢、ドル円157円に迫る場面も 株安の流れ一服で=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、円売りが優勢。ロンドン市場でドル円は156.90台まで反発、157円に迫る場面があった。クロス円も総じてて堅調。ユーロ円は181円手前まで買われている。ポンド円は205.50付近まで高値を伸ばすも、その後は上昇一服。対ユーロでのポンド売りが観測されている。26日の英秋季予算案発表を意識した動きのようだ。先週末の米株式市場が反発して取引を終えたことで、週明けの欧州株や米株先物も一段の下げの動きは回避されている。ただ、反発の動きも限定的でまだ不透明感が漂っている。そのなかで、CMEフェドウォッチでは12月利下げ観測が先週末から一段と高まっており、株式市場の支援材料となっているようだ。この日発表された独Ifo景況感指数は予想外の悪化となったが、ユーロ相場自体は底堅く推移しており、指標には反応薄だった。

ドル円は156円台後半での取引。東京市場不在のアジア早朝につけた156.33付近を安値として、その後は堅調に推移している。ロンドン市場では一時156.94近辺と157円に迫る場面があった。足元では上昇一服も156円台後半の高値水準を維持している。先週末の米株式市場の反発を受けて、週明けのアジアや欧州株も買い優勢に推移している。クロス円とともに円安の動きが優勢になっている。

 ユーロドルは1.15台前半での取引。アジア午前に1.1502付近まで沈んだあとは、堅調な流れとなっている。ロンドン市場では1.1540台へと高値を伸ばしてきている。ユーロ円はアジア早朝の180.07付近を安値に買われ、ロンドン時間には高値を180.93付近まで伸ばしている。対ポンドでもユーロは堅調に推移している。リスク警戒一服の円売り、米利下げ観測の上昇によるドル売り、英予算案を控えたポンド売りなどの恩恵をユーロが受けているようだ。独Ifo景況感指数は予想外に悪化したが、特段のユーロ売り反応は見られなかった。

 ポンドドルは1.31付近での取引。アジア朝方の1.3086付近を安値に、ロンドン朝方にかけて1.3112付近まで買われたが、その後は再び1.31台割れとなるなど方向感が定まらない動き。ポンド円はアジア早朝の204.84付近を安値に、ロンドン序盤には205.52付近まで高値を伸ばした。しかし、その後は上値を抑えられており205円台前半で揉み合っている。ユーロポンドは0.8785付近を安値に、足元では0.8816付近に高値を伸ばしている。全般にポンドは上値が重い値動きとなっている。26日の英秋季予算案を意識した動きとなっているようだ。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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