日本GDPの弱さもあり円売り優勢=東京為替前場概況
日本GDPの弱さもあり円売り優勢=東京為替前場概況
東京午前のドル円は朝の152円60銭台から153円16銭まで一時ドル高円安となった。午前8時50分に発表された日本の第4四半期GDP一次速報値は前期比+0.1%、年率で+0.2%と予想を大きく下回る弱い伸びとなった。これを受けて日銀の追加利上げが当面難しいとの見方が広がり、円売りとなった。
日本の第4四半期GDPは個人消費が+0.1%と7四半期連続でプラス圏となったものの、伸び率は第3四半期の+0.4%から鈍化した。自動車や、物価高の影響を受けた食品などの消費が鈍く、個人消費全体を押し下げた。住宅投資や設備投資がプラス圏を回復するなど、明るい材料も見られたが、GDPの過半を占める個人消費の鈍さが利上げ期待後退につながっている。
クロス円もドル円同様に円売りが優勢。ユーロ円は朝の181円10銭台から181円66銭を付けた。ポンド円は208円10銭台から208円90銭を付けている。
ユーロドルは1.18台後半で落ち着いた動き、ポンドドルも1.36台の狭いレンジでもみ合い。
やや目立っているのが豪ドルの買い。中国の習近平国家主席が消費の押し上げと投資の拡大を呼びかけ、内需による成長を促す姿勢を示したことが、対中輸出が大きい豪ドルの買い材料となり、対主要通貨で全面高となっている。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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