【海外市場の注目ポイント】8月の米消費者物価指数など
日本時間午後9時半に8月の米消費者物価指数が発表される。総合の大方の予想が前年比2.9%上昇、コアの大方の予想が前年比3.1%昇となっており、総合の前年比の伸びが前月の2.7%上昇から加速する一方、コアの前年比の伸びが前月の3.1%上昇から変わらないとみられている。前日に8月の米生産者物価指数が発表されており、予想を下回っていた。8月の米消費者物価指数も同様の結果になるようであれば、米連邦準備理事会(FRB)の年内連続利下げの思惑が強まり、ドルが売られる可能性がある。
また、日本時間午後9時15分に欧州中央銀行(ECB)理事会の結果や声明、スタッフ予測が発表され、同午後9時45分にはラガルドECB総裁の会見が行われる予定になっている。市場では政策金利の中で最も重視される中銀預金金利は現行の2.00%に据え置かれることが確実視されている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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