豪ドル円1週間ぶりに96円付ける 月次CPIが1年ぶり高水準で9月利下げ観測後退
豪ドル円1週間ぶりに96円付ける 月次CPIが1年ぶり高水準で9月利下げ観測後退
豪州の7月消費者物価指数(月次ベース)は+2.8%と前回の+1.9%から大きく上昇、昨年7月以来の高水準となった。市場予想の+2.3%も上回った。アルコール・タバコ、衣類・履物、住宅の上昇が目立った。予想を上回るCPIを受け9月の追加利下げ観測が後退している。きのう公表された豪中銀議事録は、さらなる利下げを示唆するハト派な内容だった。
CPIを受け豪ドルが上昇、対ドルで0.65に乗せている。豪ドル円は約1週間ぶりに96円をつけた。一方、豪州株は上げ幅を縮小している。

執筆者 : MINKABU PRESS
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