ドル円、147.70円の21日線付近での推移=NY為替
NY時間の終盤に入ってドル円は147.70円の21日線付近での推移となっている。この日発表のISM非製造業景気指数が予想を下回ったことで、為替市場はドル安の反応が見られ、ドル円も一時147.30円付近まで値を落とした。ただ、本日は先週の米雇用統計を受けた急落も一服しており、次の展開を探る動きも見られている。
積極的に買い戻しを強める動きまではなく、先週の米雇用統計を受けてFRBの早期利下げ期待が台頭する中、先週のFOMC以前の状況に戻っており、上値には慎重になっている。
短期金融市場では9月の利下げ確率が90%近くまで上昇しているほか、年内2回の利下げも完全に織り込み、3回の利下げを35%程度の確率まで織り込む動き。
21日線を完全に回復するか、それとも145.70円付近に来ている100日線を試しに行くか、次のアクション待ちといった状況。
USD/JPY 147.70 EUR/USD 1.1569 GBP/USD 1.3292
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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