トランプがBRICS同盟国に関税警告 ドル円一時144.88円まで上昇 ただ「タコ取引」の可能性も
トランプがBRICS同盟国に関税警告 ドル円一時144.88円まで上昇 ただ「タコ取引」の可能性も
トランプ関税警戒から午前は円買いが広がりドル円は一時144.23円付近まで下落した。その後トランプ氏が「BRICSに協調する国は10%の追加関税に直面する、例外はない」と警告したことを受け、BRICS通貨売り・ドル買いの動きが広がりドル円は一時144.88円付近まで上昇した。南アフリカランドは対ドルで一時0.8%近くも下落した、人民元も下落、上昇していたメキシコペソも下落に転じている。
ただ、タコ取引になる可能性もあるため値動きは限定的か。ひとまず日本時間8日1時からのトランプ関税書簡の内容を確認するまでは様子見姿勢を維持か。トランプは日本との貿易合意は難しいとしていることから対日高関税が警戒される。石破首相は米国との関税交渉について「妥協しない」と明言、自動車関税ゼロを求めるとしている。
※BRICS:ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ

執筆者 : MINKABU PRESS
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