続伸、クリスマス前の買い戻しが優勢=NY原油概況
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=58.38(+0.37 +0.64%)
ニューヨーク原油の2026年2月限は続伸。クリスマスを控えて出来高が乏しくなるなか、買い戻しが優勢だった。7-9月期の米国内総生産(GDP)・速報値が前期比年率+4.3%と堅調だったことが買い手掛かり。米個人消費は同+3.5%と強く、底堅い石油製品需要が続くと期待された。米国がベネズエラ近海でタンカーの差し押さえを続ける見通しであるうえ、同国のマドゥロ政権の転覆を目指して軍事侵攻するリスクがあることも支援要因。
時間外取引で2月限は前日終値を挟んで売り買いが交錯。通常取引開始後は買い戻しから58.49ドルまで強含んだ。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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