【海外市場の注目ポイント】4月の米雇用統計など
日本時間午後9時半に4月の米雇用統計が発表される。失業率の大方の予想が4.2%、非農業部門雇用者数の大方の予想が13万8000人増となっており、失業率が前月の4.2%から変わらず、非農業部門雇用者数の伸びが前月の22万8000人増から鈍化するとみられている。4月30日に4月の米ADP雇用統計が発表されており、民間雇用者数の伸びは予想を下回っていた。4月の米雇用統計でも非農業部門雇用者数の伸びが予想を下回るようであれば、米景気の先行き警戒感が強まり、ドルが売られる可能性がある。
また、日本時間午後11時には3月の米製造業受注も発表される。大方の予想は前月比4.5%増となっており、前月比では3カ月続けて増加すると見込まれている。
さらに、日本時間午後6時には4月のユーロ圏消費者物価指数速報値も発表される。総合の大方の予想が前年比2.1%上昇、コアの大方の予想が前年比2.5%上昇となっており、総合の前年比の伸びが前月の2.2%上昇から鈍化する一方、コアの前年比の伸びが前月の2.4%上昇から加速するとみられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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