中国政府の発表で円売り優勢、オセアニア通貨高も目立つ=東京為替前場概況
東京午前のドル円は145.92円付近まで円売り・ドル買いが優勢となった。中国政府が「現在米国との貿易交渉の可能性を検討中」と発表したことが背景。貿易交渉開始に向けた米国の申し出を評価しているという。米中経済対立の緩和が期待されている。ただ、中国政府は「いかなる貿易交渉も米国が一方的な関税措置を修正することから始まる必要がある」と主張しているが、トランプ米政権の対応は不透明。
クロス円も円売りが優勢だが、どちらかといえば円安よりもオセアニア通貨高が目立つ。ユーロ円は164.63円付近、ポンド円は193.75円付近、豪ドル円は93.48円付近、NZドル円は86.44円付近まで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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