反発、ウクライナ和平に欧州は消極的=NY原油概況
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=62.70(+0.72 +1.16%)
15日の米露首脳会談を経てウクライナでの停戦や早期和平期待が高まった反面、ウクライナのゼレンスキー大統領の訪米に合わせて、欧州連合(EU)の首脳らがワシントンに急遽詰めかける格好となり、ウクライナ停戦を巡る不透明感が強まった。ウクライナ戦争におけるロシアの勝利を認め、停戦条件の土台であるウクライナ領土を割譲することに欧州は強く反対しており、ゼレンスキー大統領もEU首脳らの方針に従う構え。
時間外取引で10月限はプラス圏で推移する時間帯が多かったが、通常取引開始にかけて売りが強まると61.45ドルまで下落。ただ、その後は売りが巻き戻され、63.01ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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