反発、中国はベネズエラ産原油の買い付けを手控え=NY原油概況
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=69.65(+0.65 +0.94%)
ニューヨーク原油の期近は反発。トランプ米大統領がベネズエラ産原油を購入する国すべてに対して25%の追加関税を課す方針を明らかにした後、中国の石油関連企業が買い付けを手控えていると伝わったことが相場を押し上げている。トランプ米政権はイラン産原油の取引を巡り、中国の独立系石油企業を初めて制裁の対象にするなど、エネルギー市場で中国への圧力を強めている。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、原油や石油製品の在庫が減少したことも買い手がかり。
時間外取引で5月限は堅調に推移し、通常取引開始が始まると70.22ドルまで上げ幅を拡大。今月3日以来に中心限月として70ドルの節目を上回った。ただ、70ドル超の水準を維持できず、押し戻されて引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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