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アジア株 総じて下落、上海株は反発

株式 

東京時間17:50現在
香港ハンセン指数   23782.14(-1.35 -0.01%)
中国上海総合指数  3379.83(+13.67 +0.41%)
台湾加権指数     22071.09(-388.06 -1.73%)
韓国総合株価指数  2537.60(-32.79 -1.28%)
豪ASX200指数    7890.10(-72.19 -0.91%)
インドSENSEX30種  74102.94(-12.23 -0.02%)

 11日のアジア株は総じて下落。トランプ関税による米国での景気減速への警戒感から米国株が大幅安となり、その影響でアジア株は多くの市場で売り優勢の展開となった。上海株は反発。米国の関税政策による米中対立激化への警戒感から売りが先行したものの、中国当局による景気刺激策への期待感などから上昇に転じた。香港株は小幅続落。一時2%を超す下げとなったが、中国当局による政策期待などから下げ渋りを見せた。台湾株は4日続落。前日の米国株がハイテク関連株を中心に大きく下落したことが重石となって売り優勢で推移した。
   
 上海総合指数は反発。酒造会社の貴州茅臺酒、銀行大手の中国工商銀行、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、ソフトウエアメーカーの中科寒武紀科技が買われる一方で、コンピューター部品メーカーの海光信息技術、コンテナ・港湾サービスの上海国際港務が売られた。
   
 香港ハンセン指数は小幅続落。医薬品メーカーの中国生物製薬(シノ・バイオファーマシューティカル)、海上輸送会社の東方海外国際(オリエント・オーバーシーズ)が買われる一方で、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、世界的金融グループのHSBCホールディングス、オンライン生活関連サービス企業の美団(メイトゥアン)、不動産投資会社の九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアルエステート・インベストメント)が売られた。
   
 豪ASX200指数は反落。投資銀行のマッコーリー・グループ、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、医薬品メーカーのCSL、航空会社のカンタス航空、ソフトウェアサービスのコンピュータシェア、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャーが売られた。

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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