ドル円、クロス円は下げ渋り 欧州株はプラス圏で推移=ロンドン為替
ドル円、クロス円は下げ渋り 欧州株はプラス圏で推移=ロンドン為替
ロンドン序盤、ドル円、クロス円は下げ渋りとなっている。トランプ米大統領が鉄鋼・アルミに25%関税をかけると表明したことが市場に警戒感を広げたが、足元では一服している。欧州株はプラス圏で推移している。ドル円は日本にも鉄鋼・アルミ関税をかけるとの報道に151.65近辺まで下落する場面があったが、足元では151.80台へと下げ一服。ユーロ円も156.30台から156.76近辺まで買われ、本日の高値を更新。ポンド円は187.26近辺まで安値を広げたあとは、187.90付近へと買い戻されている。
EUは「米国の関税に対し対抗措置を取る」としながらも「交渉の用意がある」と表明。マン英中銀委員は講演で、50bpの利下げは 「雑音を断ち切るため」と発言。「私は、中銀政策金利の長期的均衡について、3%から3.50%のレンジの高めに見積もっている」とややタカ派の面ものぞかせていた。
USD/JPY 151.87 EUR/JPY 156.74 GBP/JPY 187.91
執筆者 : MINKABU PRESS
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