アジア株 豪州株8週間ぶり高値、利下げ期待の買い ラトニック氏の対中強硬発言はやや気がかり
アジア株 豪州株8週間ぶり高値、利下げ期待の買い ラトニック氏の対中強硬発言はやや気がかり
東京時間10:55現在
香港ハンセン指数 20225.11(休場)
中国上海総合指数 3250.60(休場)
台湾加権指数 23525.41(休場)
韓国総合株価指数 2536.80(休場)
豪ASX200指数 8492.80(+45.79 +0.54%)
アジア株式市場の大半は春節(旧正月)のため休場、中国香港は今週いっぱい休みだ。
豪州株は続伸、8週間ぶり高値をつけている。エネルギーや消費財、生活必需品、医療品関連が総じて上昇。豪CPIの伸び鈍化を受け2月利下げ期待が高まっている。時間外で米株が上昇していることも好感されている。
米商務長官候補のラトニック氏は、カナダメキシコは関税を回避できる可能性がある、彼らは迅速に行動していると述べた。2月1日のメキシコカナダ関税回避期待が広がっている。ただ一方で、ラトニック氏は中国には「非常に強い」態度を取るつもりだ、中国に対する関税は「最高額」であるべきだと述べている。同氏は貿易問題だけでなく、AI「DeepSeek」を巡っても中国を批判。中国「DeepSeek」はメタのオープンプラットフォームとエヌビディアが販売するチップに支えられていると指摘。
今週いっぱいは中国と香港が休場となるため、米政府発言への反応は見ることができない。不幸中の幸いか。
執筆者 : MINKABU PRESS
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