牽制発言と中国株安受け円高、ドル円152.70円台まで下落 加藤財務相「行き過ぎた動きには対応」
牽制発言と中国株安受け円高、ドル円152.70円台まで下落 加藤財務相「行き過ぎた動きには対応」
円買い優勢、ドル円は152.70円台まで軟化。豪ドル円は101.60円台まで下落している。
加藤財務相が「為替相場で急激な動きが見られる、行き過ぎた動きに対して適切な対応を取っていく」と円安を牽制した。また、景気刺激策期待で上昇していた上海株と香港株が週末を前に利益確定売りに押されていることから、リスク回避の円買いも見られる。鉄鉱石や原油も時間外で下落している。
本日、全人代常務委員会の最終日となっており、閉幕後の当局の会見への注目が集まっている。トランプ米政権誕生により米中貿易摩擦が激化することから、予想よりも大規模な支援策が打ち出されるとの見方が広がっている。
執筆者 : MINKABU PRESS
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