タカ派のマン英中銀委員 利下げは時期尚早だったかもしれない=NY為替
きょうはドル円の戻り売り伴に、ポンド円もNY時間に入って戻り売りに押されている。前日は198円台半ばまで上昇していたが、本日は196円台半ばに下落する動き。
本日は英中銀の中でもタカ派として知られるマン委員の講演が伝わっており、賃金と物価の設定に永続的な変化があったとすれば、英中銀の利下げは時期尚早だったかもしれないとの認識を示した。9月のサービスインフレは2年4カ月ぶりの水準に低下したものの、まだまだと警告。前年比4.9%だったが、3%程度にならなければならないと語っている。
賃金と価格形成の間に構造的な粘り強さがあり、それが持続的で深く根を下ろしているなら、そうした動きを一掃するまで利下げは尚早だとも語った。
GBP/JPY 196.58 USD/JPY 151.68 GBP/USD 1.2960
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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