米経済低迷でも第3四半期のドル下落は限定的か=NY為替
米経済の低迷が拡大すれば、ドルは第3四半期に下落する可能性があるが、下落幅は限定的との見方が出ている。11月の大統領選挙を控え、FRBは景気低迷の兆候があれば利下げを示唆する可能性があるという。しかし、相対的に高い米国債利回りと安全資産への需要によって、ドルへの圧力は緩和されるはずだとも述べている。
ドルの利回りの高さは依然として支援要因で、米経済がクレジット・イベントにでも直面しない限り、利下げサイクルの始まりは緩やかと予想されるという。米国の選挙を控えて、安全資産としてのドル需要は持続するはずだが、投資家のドル・ロングはそれほど伸びていないという。
USD/JPY 161.56 EUR/USD 1.0737 GBP/USD 1.2671
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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