ドル円は157円台後半推移=東京為替概況
ドル円は157円台後半推移=東京為替概況
昨日海外市場で157円90銭台を付けたドル円。その後NY午後にかけてのドル売りもあり、朝はやや上値が重い展開。植田日銀総裁が国会答弁の中で、場合によっては7月会合での利上げもありうると発言したことで、若干円買いとなったこともあり、157円52銭を付けた。
もっとも157円50銭もつけられずに、少し戻してもみ合うと、ロンドン勢が参加する時間帯に入ってドル買い円売りとなり、157円80銭台を付けている。
昨日対円での買いなどに支えられてしっかりとなったユーロドルは、朝に1.0741を付けたが。その後はじりじりと下げており、午後には1.0718を付けている。
ユーロ円はドル円の高値からの下げと、ユーロドルでのユーロ売りなどに売りが出て、午前の市場で169円39銭から169円割れまで下落。169円00銭前後での推移となった後、ドル円の上昇に169円30銭前後を付けた。
13時半の豪中銀は市場予想通りの据え置き、声明では物価への警戒感を示し、少し豪ドル買いも、ほぼ想定内ということで影響は抑えられた。ブロック総裁の会見でも委員会で利上げを議論などタカ派の面が見られたが、豪ドル買いは限定的。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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