続落、強気な7月の米住着工件数やウクライナ和平進展を受け=NY金概況
NY金先物12 月限(COMEX)(終値)
1オンス=3358.70(-19.30 -0.57%)
金12月限は続落。時間外取引では、ドル高一服に支援され、アジア時間から小高くなった。欧州時間も上値は重いながら堅調に推移し、6ドル超の上昇で推移。日中取引では、7月の米住宅着工件数が強気の数字となると、ドルが対ユーロで上昇するなか、急速に地合いを緩め、マイナスサイドに軟化。中盤にかけて一段安となり、2ケタ安まで軟化。21日からジャクソンホール会議を控えて手じまい売り先行もようとなり、後半から終盤にかけても軟調に推移した。トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会談が午後に行われ、友好ムードでウクライナ和平に向け進展が見られ、地政学的リスクの後退も手じまい売り要因となった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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