【本日の見通し】米PCEデフレータにらむ展開
【本日の見通し】米PCEデフレータにらむ展開
本日21時半に4月米PCEデフレータが発表される。15日に発表された米消費者物価指数(CPI)はやや弱く出たが、PCEデフレータは前回並みの水準が見込まれている。予想よりも弱く出た場合は、ドル売りが強まる可能性がある。
ドル円は156円台前半での買いがどこまで強まるか。
また本日は日銀国債買い入れの通告と、財務省による外国為替平衡操作の実施状況が発表される。国債買い入れ減額が行われると円買いが入る可能性がある。外国為替平衡操作は、ドル売り介入の実施が公的に明らかになる。すでに織り込み済みとなっており、相場への影響は限定的。想定よりも介入規模が小さかった場合などは円売りになる可能性がある。
ユーロドルは水曜日のドル高の中で1.07台をトライした後、昨日はドル安が強まり1.0840台まで上昇した。次の方向性を探る展開となりそう。
ユーロ円は169円80銭台での推移。ドル主導での推移となっており、やや方向感をつかみにくい展開。
MINKABU PRESS 山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
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