アジア株は上昇、 値ごろ感からの買い戻し 中国・香港・台湾は清明節で休場
アジア株は上昇、 値ごろ感からの買い戻し 中国・香港・台湾は清明節で休場
東京時間10:57現在
香港ハンセン指数 16725.10(休場)
中国上海総合指数 3069.30(休場)
台湾加権指数 20337.60(休場)
韓国総合株価指数 2732.05(+25.08 +0.93%)
豪ASX200指数 7821.40(+38.86 +0.50%)
清明節で中国市場と台湾市場は5日まで休場、週明け8日に取引を再開する。香港市場はきょう休場、あす取引を再開。
きのう発表された米経済統計は強弱まちまちだった。パウエルFRB議長は「年内どこかの時点で」利下げを開始することが適切だと語った。中国PMIを受けマーケットは中国経済の先行きに対し楽観的になっているものの、不動産不況懸念は依然としてくすぶっているほか、米中関係悪化が警戒されており中国株の上昇は続かない可能性。
きのう台湾で25年ぶりの大地震が発生、半導体受託生産世界最大手のTSMCは一部半導体製造を停止したが、その後、7割以上が復旧していることから半導体サプライチェーンへの影響は限定的にとどまる見込み。
豪州株は反発、きのう大幅下落したことから値ごろ感で買い戻しが優勢となっている。きのう下げたハイテクや金融、不動産株が買い戻されている。金や原油など商品価格の上昇が材料視されており、素材やエネルギー関連も軒並み上昇。
韓国株も反発。LGディスプレイやサムスン電子、SKハイニックスなどハイテク関連を中心に幅広い銘柄が買い戻されている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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