スチールケースが決算受け下落 業務改善も販売減とコスト増が圧迫=米国株個別
(NY時間09:55)(日本時間22:55)
スチールケース<SCS> 11.92(-1.14 -8.70%)
家具や建築関連製品のスチールケース<SCS>が下落。前日引け後に12-2月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想を下回った。ガイダンスも公表し、第1四半期の売上高は予想を下回る見通しを示している。四半期配当は1株0.10ドルを維持した。価格面での恩恵と業務改善も見られたものの、販売台数の減少と営業コストが増加した。
(12-2月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.23ドル(予想:0.21ドル)
・売上高:7.75億ドル(予想:7.80億ドル)
・粗利益率(調整後):31.2%
(3-5月・第1四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.08~0.12ドル(予想:0.10ドル)
・売上高:7.15~7.40億ドル(予想:7.41億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):0.85~1.00ドル(予想:0.92ドル)
【企業概要】
在宅勤務や職場向けの家具と建築関連製品を製造又は委託製造し、米国内外に幅広い価格帯で提供する。販売店網やウェブベースの販売チャネル等を通じて、人間工学に基づいたタスクチェア、高さ調節可能なデスク、テーブル、照明、その他製品を提供する。コンサルティング・リース組成・家具資産管理のサービスも提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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