【本日の見通し】ドル円は堅調な推移が継続か
【本日の見通し】ドル円は堅調な推移が継続か
前日の海外市場では2月の米生産者物価指数が市場予想を上回ったことで、ドル買いが優勢の展開となった。その後、「来週18-19日の日銀金融政策決定会合で、マイナス金利政策を解除する方向で調整に入った」との一部報道で、ドル円は一時147円台半ばまでドル安円高が進んだ。ただ、一時的な動きにとどまり、米長期金利の上昇を背景に148円台前半まで上昇した。
12日の米消費者物価指数に続いて、米生産者物価指数(PPI)もインフレの根強さを意識させる動きとなってドル買いにつながっている。
今日のドル円はドルの底固さを背景に148円台を中心に堅調な動きとなりそうだ。
ユーロドルはユーロ売りドル買いとなって、1.08ドル台後半に下落している。一部のECB理事から、8月の夏休み前までにECBは2回利下げを実施する可能性があるのとの見解が出ており、ユーロの重石となった。やや上値の重い展開が見込まれる。
ユーロ円は161円台後半から161円台前半まで下落した。ユーロ安と円安を受けて動きにくい中、明確な方向感が出にくく、161円台半ばを中心とするもみ合いか。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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